若狭・小浜市の釣り情報

若狭・小浜市の釣り情報。釣具屋「マーメイドつり具」が、春夏秋冬、季節を問わず旬の現地情報をお届けします。

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店長の釣りある記


<2008年釣り初め  ついに主役登場>
この年末年始は 例年に無く雨雪風の荒れ模様、海は4-6mの波と大荒れ さすがの我等家内も手が出せなかった。天候の回復を待ち 1/6ついに釣り初めとなった。
1/6 PM7:30 来店した A氏 とともに岡津(おこづ)漁港防波堤でワーム作戦開始、天候が回復したとは言え夜になると北西の風が強まり暗雲とともに時々雨 さらに稲妻とともに雷鳴響き渡るかと思えば雨風が止み雲ひとつ無い満天の星空へと変わる そしてそのパターンが繰り返される という様に 美しい冬の日本海をまさに象徴している夜であった。
この日は防波堤上に立っての好ポイント狙いは諦め一段低いところから内側を狙ってみた 内側には以前より設置されていたカキ筏が撤去されていたこともあって第二の好ポイントとも思えた。 
じゃこまろ2インチ、スーパーグローのワームとメバルショット1.8g RED 半スレ と信頼の仕掛で第一投目、ピックアップ寸前にアタリ 強くは無いが重々しい引き、上がったのは15cm位のヒラメであった 即リリースして第二投、中間で同じようなアタリ、またもや同サイズのヒラメであった。 
となりのA氏も三投で3尾のヒラメを釣り上げていた。
このような静かな内湾の筏下などで小型のヒラメが群れているというのは小浜湾においてはよくあることである。過去、甲ヶ崎 西津漁港においても同様の事があった しかしながら このヒラメ釣り 夜釣りなら集魚灯のあることが不可欠のようであります。

その後、ガシラがコンスタントに釣れたもののキープサイズは出なかった。 PM9:30 気温が一層下がり アラレ混ざりのドシャ降りとなり雷も近づいたので作戦中断となった  この日の釣果は ヒラメ(15-20cm)5尾、 ガシラ(20cm以下)18尾 と冬場にしては良い方であった キープサイズが出なかったのは仕方ない事で翌日再挑戦となった。
1/7 PM8:00 寒くとも穏かな釣り日和となり現地にはA氏、O氏が先行していた。防波堤上には近所のスーパーマーケットの白い買い物袋があり、その中では何やらガサガサと 中を見ると25cm位の良型ガシラが2尾入っていた。 潮の流れが無いのでダウンショットで釣れたという。 ワームは例のスーパーグローであると。
早速、竿を出し潮が流れ出すまで足元ばかりを狙ってみた。 メバルが4尾出たがキープサイズには程遠かった。やがて潮が動き出したように感じた為ワームはそのままでジグヘッドを3.5gと交換し根掛かり覚悟のキャスティングで狙ってみた。
第一投、ゆっくりと巻く ワームが海底の藻を拾いながらすり抜けるように泳いでいるのが伝わって来る。上手く水を掴んでいるようである 

・・・・・・・・・・・・!!   来た!

大きく合わせた。 竿を溜めて聞いてみる。 重い感触の中で ゴン ゴン クネ クネ と引きが伝わって来る。横走りはせず底方向のみに引き込んでいく 重々しくもテンポの良い引き ガシラの引きとは明らかに違う 途中 藻に絡まれながらの悪戦苦闘 水面に躍り出たのは 薄黄色と焦げ茶のまだら模様 それは尺上の タケノコメバルであった。
2号ラインの強度を信じ一気に抜き上げた。検寸すると32cm 大物に属するもので、ついに主役の登場となったのであります。

その後、3人でタケノコメバルを意識した釣りとなったが2尾目は出なかった。23-25cmのガシラがたて続きに2尾釣れたのを期に最後とした。

このタケノコメバル、多いのは20-25cm 大物は30cm以上 我々家内の実績で言えば、小浜湾内で良く釣れるポイントは9ヵ所、その9ヵ所全てで30cm以上のの大物が上がっている。
この魚、釣り味のみならず、とにかく美味である、白身魚であるが その身は薄ピンク色、臭みの無いさわやかな味とコリコリとした食感、知る人の間ではアコウを上回る程の高級魚であり、そして これらは この魚こそが冬の根魚の主役たる由縁なのであります。

<夢の50センチオーバーを>
9ヵ所のポイントの中で 50-60cmのものがいると秘かに囁かれている場所がある。
主役の登場を確認したところで早速とその場所で作戦展開となったのでありますが、さすが我等が家内、ただすんなりとは終らなかったのであります。

1/10 PM7:30 夢の50cmオーバーを狙って作戦開始、宇久漁港の桟橋に到着、メンバーはA氏、O氏と私 計3名 家内の中では最強のメンバー・・・? 3人とも何よりも釣りが好きでほとんど毎日釣りに行っている、根魚に限らず磯釣り、船釣り、渓流釣り、サクラマス、サツキマスのルアーなどでも多くの実績を積んでいる しかしながら3人とも 釣れても釣れなくても すぐに家へ帰りたくなる しばらくすると何か他の事をしたくなる すぐ車に戻ってラジオを聴きながら寝てしまう などという具合に堪え性がほとんど無いのが玉にキズなのであります。

夢の50cmオーバーについての情報は、ここ地元 宇久の漁師から聞いた話である。
冬 海が大荒れした後、桟橋からそう遠くない磯沿いの刺し網に2尺近いタケノコメバルが数尾掛かった ふだんは岩礁の穴深いところに潜んでいるが海が荒れると出てくるらしい 夜間になると集魚灯に集まるイワシなどを狙って桟橋に近づいてくるだろう というような有りそうで無さそうな話ではあるが、その漁師 魚の事をアコウとかガシラとかメバチ(地方名:ソイ、メバルなどの総称)などと よくある魚名ではなく 魚名に詳しい人や釣り人ならではの呼び方でわざに タケノコメバル と言ったところが まんざらのハッタリと違うように感じていた。
この場所、桟橋に立つと足元は集魚灯のおかげで相当明るい 正面は薄明るい防波堤 左はさらに明るい漁港 そして右側が例の岩礁地帯が続く磯で岸側は断崖となっており真っ暗、いかにも という雰囲気である。そんな中、3人は 夢の魚を求めて桟橋先端の集魚灯下に集まり岩礁地帯めがけてワームキャスティング開始となったのであります。

案の定、根がかり、糸切れの連続 釣り始めて30-40分、いつものパターンが始まった    O氏、「アカンなぁー もう4つ無くなったで  早めに帰ってビールでも飲んで寝るかなぁー」
                                         私、「ワシも5つ切れたで  また店もあるし早う帰るかー 相変わらずここはワームの墓場やのー」
などと・・・・   ふと見ると A氏がいない 竿は桟橋の上に置いたまま ワームは投げつけられたまま 道糸は弛んだまま 同氏の車はエンジンが掛かっていた。

潮がほとんど流れない為か根掛かりが激しい 最後の試しにとワームとジグヘッドを交換した。グラスミノーS グロー : メバルショット1.8g RED といつもより一段小さい仕掛けである。
飛距離は出なかったが、これが幸いしたのか良型ガシラが2尾連続した。 その後 強い引きとともに上がってきたのは ソイ であった。30cmに2cmほど足らなかった。

O氏は、 というと、タックルケースを開いて ガサガサと 取り出してつけた物は、なんと エギ? 「ワームは飽きたで・・」「ヤリイカでもおらんかなぁー」などと。
しばらくして もうそろそろ作戦終了かなと思い出した時、O氏の竿が曲がった 
                                    私、「ヤリかぁ?」 ・・・・・    O氏、「ゴミかなぁー  重たいだけやでー」・・・・       「ちょっと違う  タコかなぁー」 
そして、近くまで寄ってきたのはタコであった。 しかも大きい 頭の大きさはソフトボール位はあった 2人とも騒然となった 砂地の岸まで持って行きズリ上げようと
いう算段であった。しかし 途中 ヤツは長い手(足・・?)で桟橋のポールに巻き付き抵抗、結果 上手にエスケープ 悠々と消え去った。 「タコなんか気持ち悪いのやて・・・逃げてくれて良かった」
と言いつつも少し火が付いた様子であった。 伸びたハリをペンチみたいな物で直して再開となったのであります。

<ガシラ?は寝て待て!>
2人して騒然となっていた桟橋の上、現れたのは行方不明だったA氏、片手に缶コーヒー 明らかに寝起きの顔であった。 「まだ やっていたんけぇー 」・・・・ 「もう 帰ろかー」
てな事を言いながら放置されていた竿を拾い上げリールを巻き始めた時、「何かかかっとるでー」・・・・・「ガシラやー!」・・・・「大きいぞー」とA氏一人で大はしゃぎ。その末、桟橋上にグテンと横たわったのは尺上のガシラであった 測ってみると 31.5cmであった。ガシラも30cmオーバーは大物に属し稀少である。
A氏の使用したワームは Berkley Sandworm Nereis Gulpシリーズ GSSW2-ナチュラルカラー 味、匂い付きで最近になって入荷したばかりの物であった。
”ワームもここまで来れば もはやエサ釣り と同じだ”という声もあるが、私自身の意見では もはやエサ釣りをはるかに超えている という所であります。
それにしても、A氏のセンスの良さには脱帽物である いつも眠そうでやる気の無さそうな釣りをするが、その日一番の大物は ほとんど彼が釣っているのであります。

<夢の魚は・・・幻の魚?>
つい先程まで ”早く帰ってビールでも飲みたい”と言っていたO氏、何かに魅せられた様に  黙々と釣っている、タコのリベンジ戦か? それとも何か他の気配を感じているのであろうか。いつしか風も止み、エギを投げつけている岩礁地帯は一層深い闇に包まれ一面には何かタダならぬ空気が漂い始めていた。

一時がたった頃、O氏、いきなり 大きく合わせた 竿が満月になると同時にリールが悲鳴を上げた 短い竿なので溜められない グングンと伸されていく 竿を水平にして絞ってみる 今度は横走りである 竿を立ててみる 溜められずに伸されてしまう 同氏の横で様子を見守る2人にも引きの感触が十分に伝わって来ていた。
これはイカやタコの引きではない事など一目瞭然で聞くまでも無い事であった。
十数分たった頃、ヤツは動きを止めた リールを巻くと徐々に寄り出した 竿の曲がりは限界に達しているようである 底を這っている 浮き上がる様子は無い 時折 ゴンゴンと首を振るような引きが目に見える 張り詰めた道糸が手前10m位のところまで戻ってきた しかしながら引きはそこで止まってしまったようである。

道糸の先、水中に黒く見えるのは沈礁である 根に潜り込んだようである 万事休す!
O氏曰く 「これはアコウかタケノコやなぁ、メチャクチャ大きいで」  問題は エギなのである イカ釣り用の物であって魚を釣るための物ではない 根に潜られるとやりとりが出来ないのである テンションを緩めるとバレてしまう、張ったままでは動かない インターロック状態である。
竿には、まだ魚信が伝わって来ているという やがて それも止み静止状態 どちらが先に動くかで勝敗は決まる。
 
勝負に出たのはO氏であった テンションを緩めた 満月状態であった竿が三日月位にまで戻った その瞬間、張り詰めていた道糸が弛んだ すかさず大きく合わせた

そして水面に浮いたのは オレンジ色の小さなエギ だけであった。

O氏にとっても、又 傍観していた我々にとっても不思議と敗北感は無かった。 良い勝負だったと思った。
 ただ ヤツにとっては本当の命懸けであったのだろう。

満月になった竿、引き込まれて伸されていく竿先、悲鳴をあげるリール、張り詰めた道糸、3人は全てを見ていた。しかしながら 魚影を見た者は居なかった。
ただ、この場所には 幻の魚 が潜んでいる事だけは確かなことであります。


<エギは重宝物>
先程の幻の魚に限らず、エギに魚が掛かるというのは案外よくある事なのであります。
エギングをする人なら誰でも何度かは経験の有る事かもしれない。 自分自身の経験においても20回以上は有ると思っている
特に、アコウ ヒラメがよく掛かった様に記憶している。バチの頃のスズキでさえも3-4回はあったと思う。
しかしながら、釣り上げたのは 28cmのヒラメと 24cmのアコウ の2匹だけ、これも エギなのだから仕方が無いと思い諦めていたものの今回の一件により何か策を講じてみるだけの価値があると思っているのであります。

小魚に似たルアーは沢山有るがエビを演出する物はあまり無い。
エギを改造してはどうだろうか? 色んな面でリスクも大きいが、ワームフィッシングの最大の難点である 飛距離 の問題だけは解決しそうである。

岩礁並ぶ暗い海底 生い茂る藻の中 真っ赤な大粒の芝エビが ノタノタ と、幻のアイツが見逃すはずは無い。

   

<船釣りの釣果>
1/9 若狭湾、浅グリ周辺
         メダイ  45-60cm 37尾
         アジ   30cm 68尾
         マダイ  38cm 1尾
         サワラ  60cm 3尾
         カワハギ 30-40cm 9尾

    メダイ、ケンサキイカは今後も好釣の見通し
   色付きイカ切り身(特に赤色)が非常に効果的であったと言う事であります。
 
わかさⅡの皆さん、ご苦労様でした。

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